パニック障害になる原因はいったい何?わかりやすく解説

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「どうして元気だった自分がパニック障害になったんだろう?」

「パニック障害になったのは自分の心の弱さが原因なのでは…」

パニック障害になると、あれやこれやと原因を考えて落ち込んだりしてしまいますよね。

でも、パニック障害になったのは自分自身の気持ちが弱いからだと決めつけてはいけません。

パニック障害の本当の原因について解説します。

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パニック障害になる原因とは?

実は、パニック障害を発症する原因はいまだにはっきりとは特定されていません。現在でも研究がすすめられていますが、最近では主な原因は以下の2つであるとされる説が有力です。

1、脳の危険や不安を感じる機能の誤作動

2、脳内のセロトニン不足

それぞれの原因について、詳しく解説したいと思います。

1、脳の危険や不安を感じる機能の誤作動

脳内には、自分が危険な状態に出くわすと恐怖や不安を感じて警報を鳴らす役目をする部分があります。これを「偏桃体(へんとうたい)」と「青斑核(せいはんかく)」と呼びます。

この「偏桃体」と「青斑核」が、何らかの原因で誤作動を起こすと、不安や恐怖を引き起こす「ノリアドレナリン」という脳内物質が大量に放出されます。

パニック障害の方は、この脳の誤作動により、通常であれば何の危険もない場所で恐怖感を感じて動悸や息苦しさを引き起こすとされています。

では、脳の誤作動はなぜ起こるのでしょうか?

2、脳内のセロトニン不足

脳の誤作動に関連するとされるものが、「神経伝達物質」の不足です。

不安や恐怖を引き起こす「ノルアドレナリン」という脳内物質をコントロールしてくれる神経伝達物質が「セロトニン」です。セロトニンは、不安をおさえ心のバランスを整えたり、自律神経のバランスを整えてくれる作用があります。

セロトニンの働きが弱まると、不眠や気力低下、イライラ、気分の落ち込み、自律神経のバランスの乱れなどさまざまな不調が起こるとされています。

パニック障害の方は、何らかの原因で脳内のセロトニンが不足しているとされる説があります。そのためSSRIという脳内のセロトニンを調整する薬が、パニック障害の治療に有効だとされています。

タバコやコーヒーはパニック障害を悪化させる?

以下のようなものは、パニック障害を悪化させるリスクがあるとされています。

タバコ
コーヒー、紅茶など(カフェイン)
アルコール

これらに含まれる成分には抗不安作用があるのですが、作用する時間が短く、ニコチンやアルコール、カフェインが体から抜けるとさらに不安感が増すことがあります。パニック障害の方は、症状を悪化させる可能性があるのでこれらの嗜好品はなるべく摂取することを控えたほうがいいかと思います。

パニック障害は「甘え」や「怠け」ではない

パニック障害の原因を詳しく調べてみると、「怠け」や「甘え」など気持ちの問題ではないのだということがわかってくると思います。パニック障害になったことで自分自身の心の弱さを責める必要はないのです。病気に対するきちんとした知識を身につけることは、パニック障害の症状悪化を防ぐために必要なことだと私は考えています。