パニック障害に漢方薬は効果あるの?

この記事が参考になったらシェアしていただけると嬉しいです(^-^)

パニック障害の治療に漢方薬は効果があるのでしょうか?病院では心理療法と薬物療法を併用してパニック障害の治療を行うことが多いですが薬物療法の選択肢として「漢方薬」を処方される病院もあるようです。

今回はパニック障害と漢方薬についてわかりやすくご紹介します。

スポンサーリンク

そもそも漢方とはいったい何?

漢方とはよく聞くけれど、いったいどんなものなの?と思った人も多いはず。Wikipediaでは漢方医学と漢方薬についてこのように書かれています。

漢方薬 (かんぽうやく)は、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品。
漢方医学の特徴は、伝統中国医学と同様に体全体をみるところにあり、「証」という概念を持っている。証は主に体質をあらわす。この点で西洋医学とは大きく異なる。漢方診療は「証に随って治療する(随証治療)」が原則であり、体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく。このため、症状だけを見るのでなく体質を診断し、重んじる。

出典:漢方薬|Wikipedia

日本では漢方医学や鍼灸医学などを合わせて「東洋医学」と分類されています。

漢方薬は本来は患者さん一人一人の症状や体質にあったものを調合して処方されるものが一般的ですが、現在ではツムラやクラシエなどあらかじめ症状などに応じた配合をされている漢方薬もあり病院で処方が可能なところも多くあります。

パニック障害で処方される漢方薬とは?

実は私も病院でパニック障害に有効とされる漢方薬を処方してもらっています。

ちなみに私が飲んでいるのはこちらのツムラの半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)というものです。朝昼晩の食前に飲んでいます。

出典:ツムラ

気分がふさぐ、不安神経症、のどの異物感、つわりなどの症状がある方に処方される漢方薬です。

半夏厚朴湯の配合生薬は下記のとおりです。

・半夏(ハンゲ)
・厚朴(コウボク)
・蘇葉(ソヨウ)
・生姜(ショウキョウ)
・茯苓(ブクリョウ)

その他にもパニック障害の方への処方で多いのが柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)

出典:ツムラ

抑うつ、不安、イライラ、不眠などの症状がある方に処方される漢方薬です。

柴胡加竜骨牡蛎湯の配合生薬は下記のとおりです。

・柴胡(サイコ)
・半夏(ハンゲ)
・茯苓(ブクリョウ)
・黄芩(オウゴン)
・大棗(タイソウ)
・桂皮(ケイヒ)
・人参(ニンジン)
・牡蛎(ボレイ)
・竜骨(リュウコツ)
・生姜(ショウキョウ)

また、加味逍遥散(カミショウヨウサン)という漢方薬もパニック障害の方に処方されることがあります。

出典:ツムラ

更年期障害や女性ホルモンの変動が原因の不安・イライラ・動悸などの諸症状がある方に処方される漢方薬です。

加味逍遥散の配合生薬は下記のとおりです。

・芍薬(シャクヤク)
・当帰(トウキ)
・茯苓(ブクリョウ)
・蒼朮(ソウジュツ)
・柴胡(サイコ)
・山梔子(サンシシ)
・牡丹皮(ボタンピ)
・甘草(カンゾウ)
・生姜(ショウキョウ)
・薄荷(ハッカ)

これらの漢方薬は一般の薬局でも売っているところもありますが(内容量やパッケージが医療用のものとは違うものもあります)、病院で処方してもらう方が断然安いです。なので、もし試してみたい漢方薬がある場合は病院で処方してもらえるのか医師に確認してみましょう。

漢方薬を飲むことのメリットデメリット

今回はパニック障害で処方される漢方薬についてご紹介しましたが、病院でも言われたのは漢方薬を飲んでもパニック障害そのものが「完治」するわけではないということです。

実際に私も飲み続けていますがそう思います。ですが、個人的な感想としては「不安感」や「息苦しさ」「のどのつまり」などの症状を緩和することには役立っていると思います。

また、生薬なので体に害がないと思われがちですが、漢方薬にも体質に合う合わないもあり副作用もありますので服用に際してはまずは医師の指示を確認することが重要です。

そして漢方薬は飲んですぐに効果が出るものではありません。自分に合ったものを長期的に飲むことによってある程度の効果を発揮しますので、興味がある人は気長に試してみることをおすすめします。